グスクへの道標

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ロゴ画像

撮影:根謝銘グスクの丘陵

沖縄県:大宜味村位置図     

根謝銘グスク


(ニジャミグスク・インジャミグスク・ウィグスク)
所在地:恩納村字前兼久

★グスクの概要

    ・史跡指定: ナシ

    ・築城者:伝承では、国頭按司と大宜味按司

    ・築城形式:連郭式

    ・標高:約110m

    ・面積:?

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●根謝銘グスクは、謝名城の東南丘陵上にあり周囲は断崖と急傾斜からなる要害の地に築かれたグスクで、 最も高い位置の郭に大城(ウフグスク)の御嶽があり、その下の郭に神アシャギと中城の御嶽がある。遺構としては、 神アシャギ・拝所・井戸・石積み等が残っており、東南側に尾根を断ち切った堀切等もあります。
・国頭按司
●このグスクは、国頭郡誌で(一名上城とも称し、往昔中山英祖王の末裔大宜味按司の居城なりしといふ) 大宜味按司の居城と云われている一方で、出土遺物等から北山攻略に参加した国頭按司の居城説という2つの 説を持つグスクである。
・按司の後裔
●かつて第二尚氏の尚真王の中央集権で首里に集められた按司達が、代を経るごとにその地領を減らされ、国王の王子に給された、その結果、琉球の地の殆どが国王の一族で占めるようになったといわれ、按司も自然に消滅したようです。その中で、三山時代の按司で明治時代まで続いたのは国頭按司だけだったと言われています。

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案内地図

写真1

グスクへは、小字城のノロ殿地の敷地を通り民家の背後を回り込むように丘陵方向へ進む、しばらく歩くとグスクに取りついた急傾斜の階段が現れる、登ればグスクだ。

写真2

道路の行き止まりが「村の神屋」前広場だ、後は車を降りて敷地内を回り込むようにしてグスクを目指します。

写真3

民家が途切れた辺りに畑があり、その左脇にグスクへの道が続く、畑の側にポツンと拝所がある。

写真4

丘陵の斜面を削って作られた階段、左側が急傾斜の斜面で、右側も急傾斜の斜面となっている、登ればグスクだ。

写真5

階段を登った辺りが虎口と思われるが、門の遺構らしきものはない、「大城の御嶽」のある最頂部を左に見ながら進むと神アサギのある広場の石段前に出る。

写真6

神アサギの脇に「大城の御嶽」に続く石段が取り付いており、登れば「大城の御嶽」のある郭です。

写真7

「大城の御嶽」のある郭の西側斜面、崩れ落ちた石積みがゴロゴロしています。

写真8

神アサギのある広場の北東側の崖沿いに残る城壁で、積み方は野面積みです。

写真9

井戸跡がある郭の先に堀切があるそうですが、藪に覆われ進む勇気が出ませんでした。

写106

神アサギのある広場の南側の方に、一段と高くなった郭があり井戸跡があります。


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