グスクへの道標

沖縄本島のグスク案内サイト
沖縄の各地に残るグスクには、魅力的なグスクがたくさんあります。晴れた日には友達誘ってグスク探訪に 出掛けてみませんか。


ロゴ画像

撮影:親川グスクの丘陵

沖縄県:名護市位置図     

親川グスク


(ウェガーグスク・羽地グスク・池グスク)
所在地:名護市字親川 イパザス(イパシャス)

★グスクの概要

    ・史跡指定: ナシ

    ・築城者:伝承では、怕尼芝按司

    ・築城形式:連郭式

    ・標高:約35m~53m

    ・面積:?

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●親川グスクは、羽地グスクとも呼び字親川の西北の丘陵に築かれています。近年の調査で堀切・土塁・ 切岸等が確認されており、名護市内では最大規模のグスクと言われています。
・怕尼芝按司
●伝承では、後北山王統の始祖「怕尼芝」按司は親グスクからこの親川グスクに居城を移して、この地で 勢力を蓄え、その後、今帰仁グスクに攻め入り中北山王統を滅ぼし、後北山王統の始祖となります。まさに北山史 を語る時、なくてはならないグスクです。

※TOPの「お知らせのグスクの情報」を見る

案内地図

写真1

グスクへは、分かり易い、仲尾次(北)交差点を左折してすぐに又、左折し仲尾次上グスクの脇を通り、直進すると親川グスクに出ます。

羽地一帯のグスク

写真1

羽地一帯のグスク群を地形図に表示しました。訪れる際の参考にして下さい。

グスク概略図

写真2

グスクは連郭式で、下の二ノ郭に、神アサギ・拝所等があります。その上が一ノ郭です。

写真3

丘陵の入り口からグスクへ向かって延びるアスファルト道路があり、その脇にはグスクの標柱が建っています。

写真4

グスク入口から車で入ると、神アサギ前の広い場所に出る、その広場からグスク道をみた写真です。

写真5

二ノ郭の神アサギ。

写真6

神アサギの前の拝所と二ノ郭です。奥に石碑が見えます。

写真7

親川城址と刻まれた立派な石碑です。

写真8

2022年2月現在のグスク

草が刈られて主郭迄登れそうなので入って見ます。4度目で石碑のある先が見れそうです。ここから先の写真は、2022年2月現在の写真になります。

写真9

グスク内の奥に通じる道が見通せるのは初めてです。

写真10

石碑のある所まで来ました、更に奥に続いています。

写真11

石碑の背後に石が積まれた感じの所があります。大きな石ではなく飛礫(つぶて)?のような石に見えます。それとも土塁?、似たようなヶ所が裏門跡?の側にもあります。

写真12

小道を辿り奥に向かいます。

写真13

主郭入口の手前で道が分かれており、右側が主郭へ続き、左側は緩やかな下り坂で尾根に続いている感じがします。残念ながらここから先は竹藪で進めるのもここまででした。すぐ右側に主郭の土手がありますが、内部は竹藪でさえぎられ見えません。※竹藪は入らない方がいいと思います、竹が跳ね返り目をやられる危険があります。

写真14

同じヶ所から振り返って撮った入口方面の写真。この道が竹藪で覆われない事を願います。

写真15

主郭の下の拝所のある削平地です。奥に「神アサギ」が見えます。

写真16

拝所の小道をまたいだ削平地です。

写真17

「神アサギ」のある二の郭の側の削平地。

写真18

裏門跡?と思われるヶ所で、右側にあるのは土塁?。※どうもこの親川グスクの虎口がイマイチはっきりしません。

写真19

裏門跡?

写真20

土塁?。

写真21

円形の構造物が2つありますが、井戸跡?

写22

南側から見た、親川グスクの丘陵。

写真23

東側よりから見た、親川グスクの丘陵。※訪れる時期によって中に入れる時があり、少しずつですがグスク内部の様子が分かってきました。


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