グスクへの道標
沖縄本島のグスク案内サイト
沖縄の各地に残るグスクには、魅力的なグスクがたくさんあります。晴れた日には友達誘ってグスク探訪に
出掛けてみませんか。
撮影:保栄茂グスクの入口
保栄茂グスク
(ビングスク)
所在地:豊見城市保栄茂(城之下原)
★グスクの概要
・史跡指定:ナシ
・築城者:保栄茂按司
・築城形式:?
・標高:約105.8m
・面積:?
写真集を見る(34枚)
●グスクは、保栄茂集落の東北東の石灰岩丘陵に築かれています。主郭と思われる大岩の頂上部への道は、
各大岩の頂上部を繋ぐようにして取り付けられています。又、大岩に囲まれた内部空間があり、その内部への
進入を阻止するために大岩間の割れ目を石積みで塞いだ構造になっています。これは船越グスク(旧玉城村)
にも見られる同様の構造で訪れる際は是非見てほしいヶ所です。
このグスクについては、「沖縄の城跡」によれば、南山王の「汪応祖」が豊見城按司であった時、その三男を
派遣し、このグスクを築かせたと記載されています。
案内地図
グスクへは、二つのルートがあります。西側の保栄茂集落側からのコンクリート舗装された道と、東側の保栄茂集落へ入る交差点の手前で旧道脇の當間ボディーサービスの側の道を行く方法です。
大岩間を繋いで築いた感じの保栄茂グスクは、内部空間への進入防止の間詰め石や、大岩の上に取り付けられた頂上部への通路等見ごたへのあるグスクです。
グスク入口までの二つのルート写真です。万が一草木に覆われて入れないルートがあっても一つは入れると思います。
入口階段を登る途中で、入口前の広場を振り返って見ました。
入口階段を登ると虎口らしい岩の間に出ます。奥に頂上部への通路が伸びています。
グスク内の大岩の上の通路を進んで行くと、先にグスクの頂上部がが見えてきます。右側の崖下が内部空間になっています。
グスクの虎口と思われる所の側に、割れ目を塞ぐ石積みが見られます。
グスク内の通路脇に大岩に囲まれた内部空間があります。降りて見たいところですが降り口が見つかりません。
グスクの頂上部の広場です。拝所と三角点があります。
グスクの頂上部です。渡橋名団地や豊見城市の市街地が見えます。
グスク入口手前に、グスク下北側にある祭祀を行う「殿の広場」への道があります。
グスク下の北側にある「殿の広場」です。内部を見たかったのですが草に覆われて入れませんでした。
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