案内地図
喜屋武集落の中央広場にある郵便局の傍に商店があります。横の
道に入ると、具志川グスクへの案内標識があり標識に従って進む
とグスクの入口に出ます。
沖縄本島のグスク案内サイト
琉球の戦国時代と言われる「三山時代」まで、各地にグスクが築城されました。数百年の
時が流れて今なお残るグスクを訪ねて、遺構や伝説に触れて見ませんか。
喜屋武岬海岸の突き出た断崖上に築かれたグスクで、断崖に沿って野面積みの城壁を巡らせ、城門は東に向いて
開いています。二つの郭からなり城門を入った所がニノ郭、その奥の崖の先端部が一ノ郭となっています。現在、
復元工事でその全容が見えつつあります。
伝承では、久米島の眞金声按司が逃れてきてこの地にグスクを築き故郷のグスクと同じ名前を付けたと伝わります。
又、倭寇の伝承も残るグスクです。
・築城者:眞金声按司
・築城形式:連郭式
・標高:約17m
・面積:約82m×16~33m
喜屋武集落の中央広場にある郵便局の傍に商店があります。横の
道に入ると、具志川グスクへの案内標識があり標識に従って進む
とグスクの入口に出ます。
グスク道です。雨上がりでも歩けるようにコンクリートの板が
敷かれています。
城門横の西側城壁です。防御力を高めるために雉(出丸)が配
置されています。
ニノ郭にある火吹き穴と呼ばれる穴で、覗くと海面が見えます。
スーフチミー(潮を噴き上げる穴)とも呼ばれていています。
火吹き穴に続く断崖の割れ目を海側より見ました。
一目でグスク入口と分かります。説明板や標柱等が建てられてい
て、その側にグスクへの入口があります。
・
緑の間のグスク道を抜けると視界が開け、目の前にグスクの城門跡
が現れて来ます。
石造技術の高さが見られるという東側の城壁です。複雑な崖沿いに
沿って城壁が積まれています。
ニノ郭の内部から西側城壁を見ました。表と裏では見る感じが違い
ます
復元工事で全容が現れて来ました。もう少しで完成期のグスクが見
られそうです。