グスクへの道標

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沖縄の各地に残るグスクには、魅力的なグスクがたくさんあります。晴れた日には友達誘ってグスク探訪に 出掛けてみませんか。


ロゴ画像

撮影:伊原グスクの城壁

沖縄県:糸満市位置図     

伊原グスク


(イハラグスク、石原グスク、伊舎良グスク)
所在地:糸満市字伊原

★グスクの概要


●糸満市字伊原の北側に位置し、標高約45mの琉球石灰岩丘陵に築かれているグスク です。北側から東側にかけて城壁が良く残っていますが、現在、雑木林に覆われて見る のが困難な状況です。このグスクもオモロに謡われている以外に資料や口碑伝承もなく、 築城時期や築城者も不明のままです。

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案内地図

写真1

国道を米須から伊原集落向けに進むと、左側にひめゆりクリニックがあり、その道路向かいに「琉風の碑」への案内表示があります。右折して道なりに進むと左側にグスク入口があります。

概略図

写真2

城門?らしい所からグスク内に入ると、右側に拝所がありその背後の東側から北側にかけて城壁が残っています。入口の左側には割れ目が走り反対側の岩山にも城壁があると言われますが入れません。

写真3

「琉風の碑」の入口から約150m位進むと左側にグスクの標柱の建つ入口階段があります。

写真4

階段を登ると、僅かに石段跡らしい石積みの残る道が城門跡らしいところ迄続いています。

写真5

傾斜地の道を登ると石段跡が残る所に出ます。両脇の石積みを見る限り城門跡に見えますが・・・

写真6

城門跡?を入った所のグスク内の様子です。この時はまだ見通しが少し良かったと思います。2005年7月撮影

写真7

グスク内に入ると、すぐ右側に拝所があります。まだ拝みが絶えていない様に見えます。

写真8

城門跡?に入る手前右側に見える城壁です。この奥に続いていますが、途中から崖になっており進めませんでした。

写真9

グスク入口脇の石積みを、グスク内部から撮影しました。拝所の後方になっており、方向で言えば東側にあたります。

写真10

勇気を出してブッシュの中に入り撮影した東側城壁です。怖さより見たさが勝った時でした。断崖沿いに積まれ曲線を描いています。

写真11

資料では、グスク内部にコの字状の城壁部があり、高い技術が見られるとされるが、此処だろうか?

写真12

東端部のコの字状の城壁から続く北側城壁です。視界は悪いですが辛うじて城壁が写っています。

写真13

グスク入口の左側の岩山との間に走るフィシャー(石灰岩割れ目)です。割れ目に沿って石積みが見られます。

写真14

フィシャーの反対側の大岩上にも石積みが見られます。この大岩上には低い城壁が巡らされているらしいが入れず、確認が出来ません。


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