グスクへの道標

沖縄本島のグスク案内サイト
沖縄の各地に残るグスクには、魅力的なグスクがたくさんあります。晴れた日には友達誘ってグスク探訪に 出掛けてみませんか。


ロゴ画像

撮影:大里グスクの現況

沖縄県:南城市位置図     

島添大里グスク


(ウフザトグスク、島添大里グスク)
所在地:南城市大里字大里(西原集落)

★グスクの概要

  史跡指定:国指定史跡

●南城市大里の西原集落北側丘陵に位置するグスクです。その大きさは沖縄のグスクの中でも 5本の指に入ると言われたグスクですが、様々な破壊を受け、琉球の歴史にその名を刻んだグスクも今 は見る術もなく荒れ果てています。
・下の世の主
南山の島尻大里グスクの城主「島尻世の主」に対し、東4間切り(大里・佐敷・知念・玉城の4間切り) を支配し「下の世の主」を名乗った島添大里グスクの城主「汪英柴」は中国と進貢貿易を行うほど威勢を ふるっていたと見られています。そして三山統一の過程で尚巴志が最初に攻略したグスクがこの大里 グスクでその時の城主が「汪英柴」だったのかもハッキリせず、謎の多いと言われる南山の謎の一つを 秘めたグスクです。

著書:「南城市のグスク」

※TOPの「お知らせのグスクの情報」を見る

案内地図

写真1

大里城址公園を目指して西原集落に入ります。集落に入るとすぐ左側にチチンガーがあり、その先が城址公園になっています。

グスク入口

写真2

チチンガーの先にあるグスク入口です。大里城址公園交流体験センター前で、広場になっており駐車も出来ます。

写真3

チチンガーの側にある外郭の城門跡です。説明板のイラストににも描かれています。

写真4

交流体験センター前の入口を入り、真っ直ぐに進んだ所にある本殿跡への入口です。

写真5

この拝所ですが、何かに書かれていたと思いますが、使われている石材がアーチ門の石ではないかと・・・チチンガーの拝所か・・・

写真6

本殿跡への入口左側に残る城壁です。

写真7

当初本殿跡と見られていた所が、発掘調査で御庭跡ではないかと見られています。左側の一段高い所が本殿跡です。

写真8

発掘調査で明らかになった本殿跡です。

写真9

御庭と呼ばれる広場の城壁側に礎石が置かれています。入口脇の拝所にも礎石らしいのが使われています。

写真10

本殿跡の西側に小高い丘があり物見台になっています。沖縄のグスクで言える事ですが、ここからの眺望も素晴らしです。

写真11

物見台から中城湾の眺望です。遠くに中城と勝連半島が見えます。

写真12

グスク内に囲えば枯れると言う伝説のチチンガーです。


ページの先頭へ戻る

南城市(旧大里村)のグスク
ギリムイグスク  ミーグスク(旧大里村)  大城グスク(旧大里村)  島添大里グスク(旧大里村)
山グスク(稲福遺跡)  高宮城の殿(ノロ殿内)  グスク一覧へ

copyright© 2018 Hirata chikudono Pechin All Rights Reserved.

inserted by FC2 system