グスクへの道標

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沖縄の各地に残るグスクには、魅力的なグスクがたくさんあります。晴れた日には友達誘ってグスク探訪に 出掛けてみませんか。


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撮影:高摩文仁グスクの丘陵

沖縄県:糸満市位置図     

高摩文仁グスク


(タカマブニグスク)
所在地:糸満市字摩文仁(平和記念公園内)

★グスクの概要


●摩文仁集落の南側、平和記念公園になっている標高約89m(三角点:88.93m)の琉球石灰岩丘陵(摩文仁の丘)西端部に築かれたグスクで、現在では、鹿児島之塔後方に布積みの城壁が残るだけとなっています。さる大戦と公園整備の際にほとんどが破壊を受けたと見られます。
このグスクも築城時期や築城者が不明のグスクとなっています。

※TOPの「お知らせのグスクの情報」を見る

案内地図

写真1

摩文仁の平和記念公園内にあり、公園南側の石灰岩丘陵西端部に位置し、鹿児島之塔後方から先端部の黎明の塔までの間がグスクの範囲となっています。

グスクの概略図

写真2

グスクは、鹿児島之塔後方辺りから細くなって西側の黎明の塔までの東西に長い地形となっています。現在、鹿児島之塔後方に残る布積みの城壁だけが此処にグスクがあった事を物語っています。

写真3

西側よりからの撮影で、切り立った断崖上に黎明の塔が見え要害の地にある事が一目で分かります。

写真4

健児の塔側からの入口です。断崖の下を通り細い崖の間に入口が開いています。手前の右側には司令部壕への階段があります。

写真5

「勇魂の碑」側からグスクの東側を見ました。

写真6

グスク内の南東側から展望台方面を見ました。

写真7

展望台の横に残る加工された石。

写真8

グスク内の中央部付近に南北に走る割れ目があります。

写真9

ここかからグスク入口を見ると要害の地にある事が分かります。

写真10

黎明の塔の背後がグスクの西端で、拝所と三角点があります。

写真11

良く見ると根石が点在して残っています。

写真12

北側の参道脇に残る根石です。辛うじて残っています。

写真13

東側から入った参道の北側崖上に残る石積み。

写真14

鹿児島之塔後方に残る石積みですが、集積された石に見えますが・・・

写真15

鹿児島之塔後方に残る、南東側の城壁です。

写真16

グスクの北側崖下に摩文仁殿内の屋敷跡があります。

写真17

摩文仁集落の南側に鹿児島之塔後方に続く階段が取付けられています。グスクへはこの階段からが最短距離と思われます。

写真18

グスクの北側に取り付けられた階段から見た摩文仁集落の眺望です。


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