グスクへの道標

沖縄本島のグスク案内サイト
沖縄の各地に残るグスクには、魅力的なグスクがたくさんあります。晴れた日には友達誘ってグスク探訪に 出掛けてみませんか。


ロゴ画像

撮影:阿弥陀古窯への道路入口から見た瀬底島・瀬底大橋そして瀬底ブルーの海

    沖縄県:本部町位置図     

アメラグスク


(アメラグスク)
所在地:本部町健堅本字の北方

★グスクの概要

    ・史跡指定: ナシ

    ・築城者:  ?

    ・築城形式: ?

    ・標高:約50~60m

    ・面積:   ?


●アメラグスクは健堅集落の北側、ベルビーチゴルフ場6番ホールのグリーン西側に伸びる丘陵の先端部に位置し、北側と西側は大小堀川に面した急峻な傾斜地になっています。その丘陵の中央部に祠があると言われますが、入口も分からず雑木が生い茂り入ることが困難な状況です。伝えでは三山時代にグスクを築いた場所とも言われていますが、石垣らしいのは残っていないそうです。このグスクも調査が困難で未調査のグスクの一つになっています。
・アメラグスクの拝所
現在、時と共に拝所に行くことが困難になった為に現在地に移設されたそうで、ベルビーチゴルフ場建設で移設された「健堅大親」の屋敷跡もここに移されています。

※TOPの「お知らせのグスクの情報」を見る

案内地図

写真1

名護市から国道449号線を本部向けに進み、瀬底大橋交差点の手前を右折して健堅集落に入ります。集落内の緩やかな坂道を約650m程進むとアメラグスクへの道路入口(阿弥陀古窯案内板有り)です。

アメラグスクへの道路入口

写真2

坂道の頂上付近の写真で、手前の右側に「健堅区一班倶楽部」があり、その脇道の奥に「紀乃川食堂」があります。道路正面の左側脇道の奥に「阿弥陀古窯」への案内板が取り付けられておりアメラグスクへ向かう道路入口にもなっています。

写真3

グスクへ向かう途中の道路から見えるアメラグスクの丘陵です。

写真4

道路の右側に「健堅之比屋御屋敷跡」の標柱の建つ階段入口が見えます。

写真5

左側にカーブした階段を上がって行きます。

写真7

階段を上がった先に「健堅之比屋御屋敷跡」の拝所があり、中にアメラグスクの拝所もあります。

写真8

アメラグスクの拝所と石碑。

写真9

「健堅之比屋御屋敷跡」の石碑と井戸跡の拝所。

写真10

拝所入口から階段入口を見る。

写真11

入口から見たアメラグスクの丘陵方面に続く道ですが、道路の突き当りは阿弥陀古窯の敷地内になっており、手前でUターンして引き返す事になります。※現在グスク内に入ることは非常に困難と思われます。

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帰り道にこの景色を目前にした時、思わずシャッターをきっていました。昔、古宇利大橋の手前から見た海の美しさと合わせて二度目です。なかなかこのコバルトブルーの海の色と景色には出会えません。

健堅集落付近の空中写真

写真11

「沖縄県公文書館所蔵資料」の中の1946年に撮影された、健堅集落付近の空中写真です。現在、「沖縄県公文書館所蔵資料」の写真が公開されています。戦後の風景や政治を動かした大物政治家等が写っています。覗いて見てはいかがでしょうか。※本部飛行場が写っています、もちろん瀬底大橋はありません。

健堅集落付近の空中写真

写真12

同じく健堅集落付近の拡大写真で渡久地漁港も写っています。

アメラグスク付近の空中写真

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アメラグスク付近の拡大写真です。


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