奥間グスク | グスクへの道標
沖縄本島のグスク案内サイト
沖縄の各地に残るグスクには、魅力的なグスクがたくさんあります。晴れた日には友達誘ってグスク探訪に
出掛けてみませんか。
・史跡指定: ナシ
・築城者: ?
・築城形式: ?
・標高:約110m
・面積: ?
●奥間グスクは、奥間小学校の南側丘陵上に位置するグスクで、地元ではグスク(別称アマンチヂ)とも呼ばれ、
部落発祥の山として信仰の場所になっています。
奥間小学校の側にある「土帝君」の広場奥北側から緩やかなカーブを描きながらグスクへの道が頂部に延びる、
グスクはやや南北に長く、南が「へえの御殿」、北側が「にしの御殿」と呼ばれコンクリートの祠があります。
このグスクも「琉球グスク研究」當間嗣一氏著書のなかで「土より成るグスク」の一つとされ、堀切・土塁・
切岸等が確認されており、防御されたグスクだという現実味がおびるグスクのようです。
・奥間の「土帝君」
●この奥間の「土帝君」は、毎年旧暦の2月2日に土帝君祭が行われていましたが、今年5年ぶりに?祭が執り行われた
そうです、この土帝君祭りで「ミミチングリー」と言う変わった儀式があり、両腕を交差して両耳をつかみ「土帝君」
にむかってお辞儀するといいます、奥間グスクに行く時、この「土帝君祭」を見物しながらはどうですか・・、人も大勢
いるし安心して散策できると思います。
・国頭村奥間
●かつての国頭間切りは、大宜味間切りが分立するまで大宜味間切りの大半を含む領域だった、分立した後、
番所(享保17年 西暦1732年 日本では徳川幕府の時代で享保の大飢饉があった年)を奥間村に移した。それ以後、
村役場を辺士名に移すまで奥間村は国頭間切りの中心地だったそうです。