(カニカダングスク)

兼箇段グスク

所在地:うるま市具志川字兼箇段

兼箇段グスクは、兼箇段集落の北東側の石灰岩丘陵上に築かれたグスクです。 この丘陵は二つに分かれており、 入口から向かって左側の丘陵は階段を上って行きます。階段途中左側と頂上部の左側奥に拝所があります。グスクには6つ の拝所があると言われますがこの丘陵一帯を指していると思われます。この丘陵には石積み遺構は見当たりません。
右側の丘陵へは火ヌ神の殿の広場から真っ直ぐに農道のような道が奥に伸びています、少し進むと大きく左カーブして丘陵と 丘陵の間の広場へ出ます。この右側の丘陵上は3つの広場からなり、間を仕切るような岩と岩の間に石積みが見られます。 又、よく見ると崖沿いにも石積みや根石が残っており、城門跡と思われる所は石段が崩れたように石が散乱しています。
このグスクの伝承の按司は、当初この地にグスクを築こうとしていたが、途中取り止め安慶名グスクを築いたという安慶名 大川按司と北谷グスクの野国按司が二男をここに配しグスクを築かせ兼箇段按司を名乗ったという2人の按司名が伝わります。

兼箇段グスク!  
 撮影:南東側より兼箇段グスクを望む

  ★グスクの概要

  史跡指定:ナシ

    ・築城者:伝承では、安慶名大川按司と北谷野国按司
         二男兼箇段按司

    ・築城形式:連郭式

    ・標高:約83m

    ・面積:?


案内地図

兼箇段グスクへの案内図

グスクへは、うるま市水道局の脇を走る県道36号線を兼箇段向けに
進み、途中、集落の右側にギョウザ屋さんがあり、前の道を右折し
て集落内に入ります、少し進むと右側に神アシャギ広場があります。

グスク入口

兼箇段グスクの入口

グスク入口は2つあり、左側の丘陵へ階段を上がって行く入口と、
右側の農道みたいな道を進み、丘陵の間に出る入口があります。

頂上部の北側の小広場

.

西側の崖沿いの道を上ると、頂上部の北側にある小さな広場に出ま
す。崖沿いに崩れた石積みが残っています。

主郭と思われる中央広場

.

主郭と思われる中央広場は下草もなくこじんまりとした広さで、
東西は崖に南北は岩の間に石が積まれて仕切られています。

岩の間を埋める石積み

.

岩の間を埋めるように石が積まれています。

階段設置事業の説明板

.

2回訪れて入れなかったグスクが、伐開が入り階段も設置され見違
える様にキレイになっていました。グスクの輪郭もハッキリと分
かります。兼箇段御願林蘇生会、アジェンダ21県民会議、オリオ
ンビール,アサヒビールに感謝そして乾杯。

グスクの概略図

兼箇段グスクの概略図

グスクには2つの丘陵があり、左側の丘陵は拝所はありますが石積み
遺構は見られません。右側の丘陵は拝所は見当たりませんが石積み遺
構が残り、3つの郭があります。

西側崖沿いの道

.

丘陵と丘陵の間の広場に、岩山北側の小さな広場に取り付けられた
崖沿いの道があります。

中央広場への道

.

小広場から中央の広場へ出る岩と岩の間、両サイドには岩の間を
繋ぐように石が積まれています。

南側の広場

.

城門跡のある南側の広場はこの岩山の頂部で一番高い所に位置して
います。三角点もここにあります。

城門跡への石段

.

大きくくノ字を書くように積まれた石段、崩れていますが、よく見る
と石段を保っているところがあります。

ページの先頭へ戻るグスク一覧へ戻る

inserted by FC2 system