グスクへの道標
沖縄本島のグスク案内サイト
沖縄の各地に残るグスクには、魅力的なグスクがたくさんあります。晴れた日には友達誘ってグスク探訪に
出掛けてみませんか。
撮影:ナチヂングスクの丘陵
ナチヂングスク
(ナチヂングスク)
所在地:うるま市与那城字屋慶名小字西藪地(藪地島)
★グスクの概要
・史跡指定:ナシ
・築城者: ?
・築城形式: ?
・標高:約42m
・面積: ?
●屋慶名漁港の東方、藪地大橋を渡った所の左側、(標高42.81m)の丘陵上をナチヂングスクと呼ぶようです。頂上部
には拝所があるそうですが、途中から藪に覆われて入れず確認出来ませんでした。このグスクも正体不明のグスク
の一つです。ここでは本来のナチジングスクの写真が少ないので、景勝地「屋慶名海峡」も紹介します。
藪地島一帯の空中写真
「沖縄県公文書館所蔵資料」の中の1948年2月13日に撮影された、藪地島一帯の空中写真です。現在、「沖縄県公文書館所蔵資料」の写真が公開されています。終戦直後の沖縄が見えます。覗いて見てはいかがでしょうか、懐かしい風景や見た事がない各地の空中写真がいっぱいあります。
ナチヂングスクの空中写真
ナチヂングスク一帯の写真です。
ナチヂングスクの空中写真
ナチヂングスクの拡大写真です。
案内地図
グスク入口は、藪地大橋を渡り終えた左側にあります。グスクへは法面擁壁背後の急斜面をロープを伝って登りますが、途中藪に覆われ入れませんでした。※2024年現在、崖崩れでこの進入路はなくなっているようです。
屋慶名漁港より、グスクの丘陵を望む。
晴れた日、海の青さが目に染みるようで美しい・・・
藪地大橋から、丘陵を望む。
グスク入口です。※2021年の写真。
途中まではロープを伝いながら登れます。※2005年の写真。
あと少しで頂上だと思いますが、この先進めませんでした。頂上部にあると言われる拝所を見たかったですけど・・・。※2005年の写真。
久し振りに訪れた時、崖崩れの為か?訪れる人がいないのか?入口が完全に草木に覆われています。一歩も入れない状態です。※2021年の写真。
屋慶名海峡と屋慶名城(ギシク)
沖縄県の観光名所に選ばれた屋慶名海峡に足を延ばしてみました。
展望台の丘陵。※与那城村史では、この展望台のある丘陵?を屋慶名城(ギシク)と呼び、そのギシク(グスク)についての記述が掲載されています。
展望台への入口階段.※2005年の写真。
展望台への入口階段の左側に立派な拝所があります。
階段を登り切った所に大きな展望台が設置されています。※2021年現在、立入禁止の状態です。
同じく、屋慶名海峡です。
屋慶名漁港とナチジングスクの丘陵。とにかく景色が綺麗。
海峡の海が美しい事、何とも言えません・・・・
最後にもう一枚、橋梁下から見た屋慶名漁港。左側に、グスク入口の看板に記載された「屋慶名龍神宮」があります。