グスクへの道標
沖縄本島のグスク案内サイト
沖縄の各地に残るグスクには、魅力的なグスクがたくさんあります。晴れた日には友達誘ってグスク探訪に
出掛けてみませんか。
撮影:棚原グスクの丘陵
棚原グスク
(タナバルグスク)
所在地:西原町字棚原
★グスクの概要
・史跡指定:ナシ
・築城者:棚原按司
・築城形式:連郭式
・標高:約130m
・面積:?
●安慶名大川按司の弟が、当地に配され棚原按司と称したといわれ、当初琉球大学北口近くの
千原にグスクを築こうとしましたが、地形が築城に向かず、この棚原山に築城したと言われています。
伝承では、初代棚原按司が幸地按司に滅ぼされた後、真栄里按司の子が跡目を継ぎ5~6代続いた後、
中央集権で首里に移住し、その後廃城になったと伝わっています。
案内地図
グスクへは、棚原集落背後にある西原配水池を目指します、配水池脇の農道を進めばグスク入口に着きます。
琉大方面から県道34号線を坂田方面向け、坂道を登り切った所の右側にグスクへ続く道路があります。
集落内の細い道路をしばらく進むと、左右に大きなアパートのある三叉路に突き当たります、その少し先右側が配水池への入口です。
西原配水池への坂道を登り、配水池の入口を過ぎた辺りからの撮影です。
配水池を過ぎて少し進むと正面にグスクへ続く入口が見えてきます。左側は下の墓地への道で、右側がグスクへ続く道です。
西原配水池の脇から約190m位でグスク入口に着きます、入口は丘陵の中に開いており、いつの間にか標柱が建てられていました。
棚原グスクの拝所が奥に見えます。
配水池付近から見た、棚原グスクの丘陵。
棚原グスクの東側、県道34号線付近から見た、棚原グスクの丘陵。