グスクへの道標
沖縄本島のグスク案内サイト
沖縄の各地に残るグスクには、魅力的なグスクがたくさんあります。晴れた日には友達誘ってグスク探訪に
出掛けてみませんか。
撮影：天願（つち）グスクの丘陵
天願（つち）グスク
（テンガングスク・つちぐすく）
所在地：うるま市具志川字天願小字町原（米軍基地内）
★グスクの概要
・史跡指定：ナシ
・築城者：？
・築城形式：？
・標高：約35ｍ
・面積：南北約70ｍ、東西約40ｍ
●この天願（つちぐすく）グスクの所在地は、天願小字町原となっていますが、現在、米軍基地内に
入っており立ち入る事が出来ないグスクです。簡単な調査は行われたようですが、遺構は確認出来なかった
そうで、その名称の通りつちぐすくではないかと見られています。
このグスクの築城者については、仲昔今帰仁王統の子孫が、この地に逃れてきて、御嶽にグスクを築いたが
、その後台頭してきた安慶名大川按司一族の手に移ったという伝承があります。
天願グスク一帯の空中写真
「沖縄県公文書館所蔵資料」の中の1947年1月に撮影された、天願グスク一帯の空中写真です。現在、「沖縄県公文書館所蔵資料」の写真が公開されています。終戦直後の沖縄が見えます。覗いて見てはいかがでしょうか、懐かしい風景や見た事がない各地の空中写真がいっぱいあります。
天願（土）グスクの空中写真
1947年の天願（土）グスクの拡大写真です。見たくても見れなかったグスクの輪郭が見えます。
案内地図
安慶名交差点を天願向けに進み、天願橋を渡った先の天願交差点を右折すると、米軍基地ゲートがあり、その先の森がグスクとなっています。
フェンス内側に天願（つちぐすく）グスク、その外側にグスクの標柱が建っています。現在は朽ち果ててありません。
道路の右側が米軍ゲート、奥に天願グスクの丘陵が見えます。
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