グスクへの道標
沖縄本島のグスク案内サイト
沖縄の各地に残るグスクには、魅力的なグスクがたくさんあります。晴れた日には友達誘ってグスク探訪に
出掛けてみませんか。
撮影:宇座グスクの丘陵入口
渡具知泊グスク
(ウーザグスク)
所在地:読谷村字宇座
★グスクの概要
・史跡指定:ナシ
・築城者:?
・築城形式:?
・標高:約24m~27m
・面積:?
●読谷村宇座集落の北東に位置する小丘陵に築かれたグスクです。現在、宇座の墓地となっており墓地化
によって消滅しそうです。グスク内には僅かに城壁らしい石積みが確認できますが城壁かどうかは分かりません。
・泰期金満按司
長浜港が近くにあり、三山時代の中山王「察度」の弟「泰期」が宇座の地にあり、盛んに貿易を行っていたようで
オモロに歌われているといいます。その「泰期」の居城だったとも伝わっています。
案内地図
宇座グスクは、瀬名波の残波入口交差点から残波岬向けに進むと、左側の土地改良区の中に独立したグスクの丘陵が見えます。
概略図
宇座グスクは墓地化により消滅しそうなグスクです。この地形図は戦後、米軍によって作成された地形図を基に描いて見ました。
2基の墓の間から入った墓の後ろの状況です。小道がグスク内部に続いています。
グスクの丘陵の南側に農道がT字になった所があります、その農道脇の2基の墓の間に丘陵内部に入る小道があります。
丘陵の内部は東西に細長い様な感じです。東側が広いようですが、写真のように雑草に覆われて入れません。
進入路の脇に見られる石積みです。周りに墓はありません、グスクの石積み遺構だろうか・・・
丘陵の内部は一段と高くなっており広場になっています。その段差沿いに崩れた石積み遺構があります。じっくり周りを見たいと思いましたが藪に阻まれ諦めました。
宇座グスクの丘陵の遠景。
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