グスクへの道標
沖縄本島のグスク案内サイト
沖縄の各地に残るグスクには、魅力的なグスクがたくさんあります。晴れた日には友達誘ってグスク探訪に
出掛けてみませんか。
撮影:屋良グスクの一ノ郭跡
屋良グスク
(ヤラグスク・屋良大川グスク)
所在地:嘉手納町字屋良(屋良城址公園)
★グスクの概要
・史跡指定:ナシ
・築城者:仲昔今帰仁按司五男、初代屋良大川按司
・築城形式:連郭式
・標高:約38m
・面積:?
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●比謝川南岸の丘陵上に築かれたグスクで、北川は断崖絶壁、東西は窪地で断ち切れ、南側は緩やかな斜面と
なった地形にあります。郭の配置は公園入口に説明板があり縄張り図が図示されています。
伝わる按司として一説では、「御先大川」と呼ばれる屋良大川按司が五代続き、その五代目に後継ぎがいなかったため、
安慶名大川按司の二男を婿養子に迎えたそうで、その安慶名大川按司系が三代続き「後大川」と呼ばれているそうです。
案内地図
屋良グスクへは、嘉手納ロータリーを知花向けに約650m程進んだ先の交差点を左折し、さらに道なりに約400m余り進んで変電所のある交差点にでます。左折した先の右側が城址公園です。
嘉手納ロータリーから知花向けに約650m位進んだ先の信号です。手前の頭上に屋良城址公園の案内標識があり、その先を左折して入ります。
信号を左折して入り、道なりに進むと変電所のある交差点に出ます。左折した先の右側の丘陵が屋良グスクになっています。
交差点を左折した先の右側の丘陵が屋良グスクになっています。丘陵の手前に駐車場入口があります。
一番高い位置にある一ノ郭です。米軍基地になっていた頃にタンクが設置されていた所です。
同じ一ノ郭を高い所から見た写真です。かなりの段差がついています。
ニノ郭は丘陵の上部を占めるように、一ノ郭から続いた所にあり中に拝所があります。グスクの聖域な感じです。
ニノ郭の拝所で、神名「笑司ノ御イベ」と記されています。側に井戸跡のような囲いもあります。
拝所の後方の崖下を覗いて見たら、断崖下の蛇行した比謝川が見えます。
ニノ郭の丘陵の端から、グスク内を撮影したもので、三ノ郭になっています。
グスク内を撮影したものです。
同じくグスク内を撮影したものです。
階段の正面から見たグスク内です。真ん中に標柱が建っています。
標柱の拡大写真です。グスクを出て、按司墓に向かいます。
屋良大川按司の墓で、後大川按司と呼ばれています。
屋良大川按司の墓の標識で、後大川按司の系統図が記載されています。
同じく屋良大川按司の墓で、御先大川按司と呼ばれています。
屋良大川按司の墓の標識で、御先大川按司の系統図が記載されています。