(フナコシグスク、冨名腰グスク)

船越グスク

所在地:南城市玉城字船越

グスクは、船越集落背後の石灰岩丘陵に位置します。ショートゴルフ場入口の道路脇にグスクへの入口 があり、説明板が建てられています。大きな岩塊が3つに割れたような形で、その割れ目を石積みで塞ぎ周りに 城壁を巡らせています。又、その割れ目を渡る為に大岩をはめ込んだのが特徴的なグスクだと言われています。
グスクの築城者である冨名腰按司は、玉城王の四男説と糸数按司の長男説があります。攻防伝承につては、糸数グスク が中山側の上間按司の軍勢に攻められて滅んだ時に、救援に向かい共に滅んだと言う伝えがあります。

船越グスク!  
 撮影:グスク内を見る

  ★グスクの概要

  史跡指定:ナシ

    ・築城者:冨名腰按司

    ・築城形式:単郭式

    ・標高:約100m

    ・面積:?


案内地図

船越グスクの位置図

グスクへは、船越集落の背後の丘陵にあるゴルフ場ショートコー
ス玉城を目指します。集落から坂道を登りつめた所にゴルフ場入
口ががあり、20m程進んだ左側に入口があります。

グスクの遠望

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県道48号線からの遠望です。集落背後の丘陵にあるグスクは、糸
数集落の丘陵下にあり糸数グスクからは見えない位置にあります。

入口の説明板

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入口に建つ説明版とその背後に城門跡への石段跡が見えます。

城門跡

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城門跡から説明板の建つ入口をみた写真です。かなりの段差があ
るように見えます。

グスク内の割れ目

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グスクの割れ目です。崩れた石で深さが無いように見えますが、
奥の方はかなりの深さがあります。

架けられた大岩

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この船越グスク同様割れ目を持つ大岩上に築かれたグスクは、
ナ-ワンダーグスク、志喜屋グスク等があり、いずれも割れ目
に石を架けた技法が用いられているそうです。

東側の城壁

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東側の城壁です。割れ目に沿って積まれています。

グスク概略図

船越グスクの概略図

大岩の割れ目を塞ぎ、周りに野面積みの城壁を巡らせています。単
郭式のグスクでさほど大きいグスクではありませんが、割れ目を塞
ぐ石積みや周りの城壁が良く残っています。

グスク入口

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ゴルフ場入口脇のグスク入口です。草が刈られていれば説明板が見
えます。入るとすぐ城門跡への石段があります。

城門跡への石段

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崩れた石段跡が城門跡へ続いています。石段の右側に大岩の割れ目
があり石積みで塞がれています。

割れ目を塞ぐ石積み

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城門脇の割れ目を塞ぐ石積みです。このような石積みは保栄茂グス
クでも見る事が出来ます。

割れ目を塞ぐ石積み

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奥の割れ目を塞ぐ石積みです。かなりの高さで積み上げられており
、野面積みで崩れずに高さを保っているのは見事です。

城壁

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割れ目の上の城壁です。

南側の城壁

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南側の城壁は良く残っていますが、西側で消えた状態になっています。

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