グスクへの道標
沖縄本島のグスク案内サイト
沖縄の各地に残るグスクには、魅力的なグスクがたくさんあります。晴れた日には友達誘ってグスク探訪に
出掛けてみませんか。
撮影:旧村道1号線の脇にあるグスク入口
ギリムイグスク
(ギリムイグスク)
所在地:南城市大里字大里(西原)
★グスクの概要
史跡指定:国指定史跡
●ギリムイグスクは、西原集落入口から馬天向けに約50m程進んだ旧村道1号線脇に所在します。
大里グスクが築城されるまでの玉村按司の居城と伝えられますが、その築城年代は不明で石積み遺構等も
確認されていないグスクです。
案内地図
グスクは、西原集落入口から馬天向けに約50m程進んだ右側に入口があります。
道路脇のグスク入口
西原集落の入口から馬天向けに約50m程進んだ右側にグスク入口がありすぐに分かります。
村道から階段があり、上がると広場になっており拝所があります。入口から見て中央がウサチュヌウトゥーシ、左側が火ノ神、右側がウサチ世ヌ主への御通しとなっているそうです。
最初の広場の右手にグスクの奥へ続く道があります。道の側に古墓が見えます。「先之世之主の墓」と言われます。手前にこの墓への遥拝所が見えます、先に進みます。
古墓を過ぎて進むと割れ目を渡るグスク道が奥に続いています。手入れが行き届き、信仰心の高さがうかがわれます。
「先之世之主の墓」を近づいて撮影しました。大きな木の根がからみついています。抱きついて離さないという感じですね・・・・・
奥に進むと視界が開け、左側に立派な墓「ウサチュヌ墓」があります。これも又、綺麗に手入れが行き届いています。
「ウサチュヌ墓」の側から奥に向かって小道が続いています。もう少しで丘の頂上部への入口に出ます。
この丘陵下に拝所と洞窟がありますが、当初、この丘陵下の右側方面にムーチガーサ由来のオオザトウナーがあると思い込んでいましたが、後でシチャヌヒージャーの所と分かりましたので訂正します。
グスクの頂上部へ続く道です。今回は登る気分になれず諦めました。頂上部にある「イーヌタッチュウサチグスク」の拝所が見たかったなー・・・又、この次、気分がいい日に・・・
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