グスクへの道標
沖縄本島のグスク案内サイト
沖縄の各地に残るグスクには、魅力的なグスクがたくさんあります。晴れた日には友達誘ってグスク探訪に
出掛けてみませんか。
撮影:一ノ郭から城門方面を望む
具志川グスク(糸満市)
(グシカワグスク)
所在地:糸満市字喜屋武カネク原
★グスクの概要
史跡指定:国指定史跡
・築城者:眞金声按司
・築城形式:連郭式
・標高:約17m
・面積:約82m×16~33m
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●喜屋武岬海岸の突き出た断崖上に築かれたグスクで、断崖に沿って野面積みの城壁を巡らせ、城門は東に向いて
開いています。二つの郭からなり城門を入った所がニノ郭、その奥の崖の先端部が一ノ郭となっています。現在、
復元工事でその全容が見えつつあります。
・真金声按司
伝承では、久米島の眞金声按司が逃れてきてこの地にグスクを築き故郷のグスクと同じ名前を付けたと伝わります。
又、倭寇の伝承も残るグスクです。
案内地図
喜屋武集落の中央広場にある郵便局の傍に商店があります。横の道に入ると、具志川グスクへの案内標識があり標識に従って進むとグスクの入口に出ます。
一目でグスク入口と分かります。説明板や標柱等が建てられていて、その側にグスクへの入口があります。
グスク道です。雨上がりでも歩けるようにコンクリートの板が敷かれています。
緑の間のグスク道を抜けると視界が開け、目の前にグスクの城門跡が現れて来ます。
城門横の西側城壁です。防御力を高めるために雉(出丸)が配置されています。
石造技術の高さが見られるという東側の城壁です。複雑な崖沿いに沿って城壁が積まれています。
ニノ郭にある火吹き穴と呼ばれる穴で、覗くと海面(大潮の満潮時)が見えます。地元ではスーフチミー(潮を噴き上げる穴)とも呼ばれていています。
ニノ郭の内部から西側城壁を見ました。表と裏では見る感じが違います。
火吹き穴に続く断崖の割れ目を海側より見ました。
グスクからは、どこまでも広がる美しい青い海が見られます。
グーグルアースの目
グーグルアースが捉えた具志川グスクの写真。便利な世の中になりました、このグーグルアース(ストリートビュー)のおかげで目的地のグスクまで道に迷う事なく辿り着けた事を感謝します。このサイトを立ち上げるためになくてはならないものでした。皆さんも目的地のグスクまで実際に車を運転している感覚で辿り着けますので是非ともグスクへ向かうまでにご利用になり、道路沿いの風景等を見てから訪れる事をお勧めします。