糸数グスク一帯の空中写真
「沖縄県公文書館所蔵資料」の中の1962年10月25日に撮影された、糸数グスク一帯の空中写真です。現在、「沖縄県公文書館所蔵資料」の写真が公開されています。終戦直後の沖縄が見えます。覗いて見てはいかがでしょうか、懐かしい風景や見た事がない各地の空中写真がいっぱいあります。
糸数グスクの空中写真
1962年10月25日に撮影された糸数グスクの拡大写真です。グスクの正門跡や裏門跡等が見えます。
案内地図
グスクへは、南部観光総合案内センターを起点に、気象レーダー観測所側から入る方法と、総合案内センター前から糸数入口交差点向けに約80m程進んだ左側の道を行く方法があります。
標柱と説明板
南部観光総合案内センター前を糸数入口交差点向けに約80m程進んだ左側の道を入ると、この説明板の所に出ます。
東寄りに開いた櫓門と言われる城門は原形を保ち、敷居跡等も残っています。
これは南のアザナの下からの撮影です。南部のグスクの中でも群をぬく素晴らしさと言うのも頷けます。
東側の城壁です。南のアザナの上からの撮影で奥の先端部に北のアザナが見えます。
南のアザナの城壁はこのグスクで一際目を引く素晴らしさです。この形を見ると、座喜味グスクや中城グスク、安慶名グスク等の似た城壁を思い出します。
南のアザナからの眺望です。奥武島や港川漁港等が手に取るように見えます。
確か何かで読んだ気がする旧城門跡だと思います。見た目で複雑な構造の石積みがあります。
城門の内側より北のアザナを見た写真です。内側からも堂々とした城壁です。
城門の外側から南のアザナを見た写真です。何処から見てもこの東側の城壁は見事です。
北のアザナより西側の断崖へ続く城壁です。西側の断崖上にも城壁が残っています。
北のアザナへ続く城壁は、地を這ってなにかが上に登るイメージが湧いてくる所です。
城門跡から按司墓へ続く道です。途中振り返って見た、城門跡です。
城門跡から西側の主郭跡へ抜ける道の途中左手に糸数按司の墓があります。
標柱の背後、右側斜め寄りの木の茂みの中にある「糸数城之嶽」の拝所。
「糸数城之嶽」標示板。
北のアザナから。手前の台地が糸数集落で、その奥に大城グスクの丘陵が見えます。
2003年7月の撮影、城壁の復元作業が始まる前に通り抜け出来た道路で、南部観光総合案内センター前から糸数入口交差点向けに約80m程進んだ左側の道に入り気象レーダー観測所側へ通り抜け出来たころの写真です。
2014年3月撮影、復元作業が終わり、城壁を崩して開けられていた道路部分も復元作業が完了しています。※おおまかに赤い線で復元部分を表示してみました。時の流れを感じます。