米須グスク一帯の空中写真
「沖縄県公文書館所蔵資料」の中の1945年12月10日に撮影された、米須グスク一帯の空中写真です。現在、「沖縄県公文書館所蔵資料」の写真が公開されています。終戦直後の沖縄が見えます。覗いて見てはいかがでしょうか、懐かしい風景や見た事がない各地の空中写真がいっぱいあります。※この戦後の空中写真撮影時から現在まで、約80年に近い時が流れグスクの位置の特定が難しい所もあります。位置がずれが考えられますがご容赦ください。
米須グスクの空中写真
1945年12月10日に撮影された米須グスクの拡大写真です。グスク一帯の丘陵の形状が分かる写真です。
米須グスクの拡大写真
米須グスクは一ノ郭の城壁遺構しか知られていませんでしたが、この写真で二ノ郭の城壁遺構が写っているように見えます。
案内地図
国道331号線を伊原向けに進み、JA沖縄(今はナシ)向けに右折して入り、約180m位進んだ集落の外れで右折して入ると、拝所がありその先左側にグスク入口があります。
グスクへの道
国道331号線を右折して約180m位進み右折した所です。左側の二つ目の拝所の角に標柱があり、その先左側にグスク入り口の説明板が建てられています。
米須グスクへの道路入口です。何年か前に遊歩道が整備されグスク入口まで続いています。約100mちょっと歩きます。
説明板の建つ道路入口を入り進んだ所です。遊歩道が整備される前の道路です。奥にグスク入口が見えます。
右側が一ノ郭へ続く石畳で、左側が古い拝所のある広場に続いています。
左側の広場です。前は石積みの上にコンクリートの屋根が載っていた米須城ノ嶽でしたが、今は作り変えられています。
石畳の道を入って行くと、一ノ郭へ続く入口と石段があります。最初、ここが城門跡かと思いましたが違いました。
グスク入口を入るとすぐに左に大きくカーブを描く様な道が城門跡へ続いています。
一ノ郭の城門跡です。この城門は沖縄でもあまり例がないと言われる構造で、側防(横矢を射る)が考慮された城門らしいです。
一ノ郭内部で、内側から城門跡辺りを見ました。左側の岩が米須グスクのイビです。
一ノ郭内の東側方面です。整然としていますが余り奥には入れない状態です。
一ノ郭の西側の城壁です。保存状態が良く上に三角点が設置されています。
一ノ郭の北側城壁です。断崖に沿うように積まれています。
二の郭入口
一ノ郭の石畳道手前の右側にあります。木々の間にポッカリと入口が開いています。
ニノ郭へ入った所です。良く見ると城門跡にも見えますが・・・
ニノ郭の城壁?が真っ直ぐに延びていますが、右側にも石積みが見られます。
ニノ郭内にある古びた拝所です。※写真集の最後にもありますので是非ご覧下さい。
ニノ郭の内部の状況です。余り奥には入れません。