グスクへの道標
沖縄本島のグスク案内サイト
沖縄の各地に残るグスクには、魅力的なグスクがたくさんあります。晴れた日には友達誘ってグスク探訪に
出掛けてみませんか。
撮影:道路改修工事前のグスク入口(2005年7月撮影)
米須グスク
(コメスグスク、クミシグスク)
所在地:糸満市字米須(東田原)
★グスクの概要
史跡指定:ナシ
・築城者:伝わる城主は、米須按司
・築城形式:連郭式
・標高:約53.3m
・面積:約5.300㎡
写真集を見る(72枚)
●南山の出城として米須按司によって築かれたと伝わる米須グスクは、米須集落の北側標高約53.3mの
石灰岩丘陵に位置します。二つの郭からなる連郭式のグスクで、一ノ郭は比較的に城壁が良く残ってい
ますが、シチャ(下)グスクと呼ばれるニノ郭は未調査で、その縄張りが分かっていません。何年か前に
グスク入口から遊歩道が整備されて訪れ易くなっています。
案内地図
国道331号線を伊原向けに進み、JA沖縄(今はナシ)向けに右折して入り、約180m位進んだ集落の外れで右折して入ると、拝所がありその先左側にグスク入口があります。
グスクへの道
国道331号線を右折して約180m位進み右折した所です。左側の二つ目の拝所の角に標柱があり、その先左側にグスク入り口の説明板が建てられています。
米須グスクへの道路入口です。何年か前に遊歩道が整備されグスク入口まで続いています。約100mちょっと歩きます。
説明板の建つ道路入口を入り進んだ所です。遊歩道が整備される前の道路です。奥にグスク入口が見えます。
右側が一ノ郭へ続く石畳で、左側が古い拝所のある広場に続いています。
左側の広場です。前は石積みの上にコンクリートの屋根が載っていた米須城ノ嶽でしたが、今は作り変えられています。
石畳の道を入って行くと、一ノ郭へ続く入口と石段があります。最初、ここが城門跡かと思いましたが違いました。
グスク入口を入るとすぐに左に大きくカーブを描く様な道が城門跡へ続いています。
一ノ郭の城門跡です。この城門は沖縄でもあまり例がないと言われる構造で、側防(横矢を射る)が考慮された城門らしいです。
一ノ郭内部で、内側から城門跡辺りを見ました。左側の岩が米須グスクのイビです。
一ノ郭内の東側方面です。整然としていますが余り奥には入れない状態です。
一ノ郭の西側の城壁です。保存状態が良く上に三角点が設置されています。
一ノ郭の北側城壁です。断崖に沿うように積まれています。
二の郭入口
一ノ郭の石畳道手前の右側にあります。木々の間にポッカリと入口が開いています。
ニノ郭へ入った所です。良く見ると城門跡にも見えますが・・・
ニノ郭の城壁?が真っ直ぐに延びていますが、右側にも石積みが見られます。
ニノ郭内にある古びた拝所です。※写真集の最後にもありますので是非ご覧下さい。
ニノ郭の内部の状況です。余り奥には入れません。
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