グスクへの道標
沖縄本島のグスク案内サイト
沖縄の各地に残るグスクには、魅力的なグスクがたくさんあります。晴れた日には友達誘ってグスク探訪に
出掛けてみませんか。
撮影:大城グスクの丘陵(北側より)
大城グスク(旧大里村)
(ウフグスクグスク、オオグスクグスク)
所在地:南城市大里字大城
★グスクの概要
史跡指定:国指定史跡
●玉城王の次男大城按司真武によって築かれたと言うグスクは、大城集落背後の独立した丘陵に
にあります。二つの郭からなる連郭式のグスクで、本殿跡の礎石や拝所等が残っています。又、他に
大城按司の墓「ボウントゥ御墓」でも知られるところです。
伝えるところでは、島添大里按司「汪英柴」に敗れるまでは、相当な勢力を有していたと言われ尚巴志
の父「苗代大親・後の尚思紹王」に佐敷間切りを与えた按司とも伝わっています。
案内地図
グスクへは、舗装された道路が整備され中まで車で入れるようになっています。山道なのであまり広くありません、安全運転で行くようにして下さい。
概略図
現在、グスク内まで舗装された道路が整備されており、車でニノ郭まで入れます。殿舎の礎石や拝所等が残っています。
グスクへ通じる道の変則十字路付近です。道路角に標柱が建てられています。丘陵に向かって進むとニノ郭に出ます。
車でニノ郭に入ると右手に説明板が見え、目の前にニノ郭が広がっています。
説明板の横に一ノ郭があり殿舎跡の礎石が残っています。二ノ郭より一段と高くなった場所です。
奥の拝所「ヤラザ嶽」方面からみた殿舎跡です。
一ノ郭の西側に隠れるようにイビのヤラザ嶽があります。
説明板の後方右手に少し下った所があり、火ノ神が祀られています。
ニノ郭の城門跡と思われる所の左側に三様御嶽(ミサマウタキ)が祀られています。
一ノ郭の背後、御内原と呼ばれる郭の北西側、崖沿いに三角点があり、標高:147.51mとなっています。
大城按司ノ墓
老人ホーム東雲の丘近くの道路沿いに大城按司の墓があります。
「ボウントゥ墓」
独特の形式を持つ墓「ボウントゥ墓」で知られています。
南側の県道86号線より
大城集落外れの南風原知念線(県道86号線)より見た大城グスクの丘陵。
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