グスクへの道標
沖縄本島のグスク案内サイト
沖縄の各地に残るグスクには、魅力的なグスクがたくさんあります。晴れた日には友達誘ってグスク探訪に
出掛けてみませんか。
撮影:グスクと呼称される小さな丘陵(岩山の森)。※撮影2022年
寒水(ソージ)グスク
(ソウズグスク)
所在地:南城市知念字吉富南田原
★グスクの概要
・史跡指定:ナシ
・築城者: ?
・築城形式:?
・標高:?
・面積: ?
●吉富集落の南方、国道331号線沿いのカナイ橋入口から知念向け約290m程進んだ道路左側の斜面に、突き出た様な大岩があり、グスクと呼称されています。大岩の周りにはグスクの遺構らしきものは見られず、拝所らしきものも見当たりません。南城市教育委員会文化課により2017~2018年に発行された「南城市のグスク」によれば、この大岩の頂上部に小さな広場と所々に石積み遺構が見られると記述されていますが、登れず確認する事が出来ませんでした。※2022年1月、訂正しました。
寒水グスク一帯の空中写真
「沖縄県公文書館所蔵資料」の中の1947年1月29日に撮影された、寒水グスク一帯の空中写真です。現在、「沖縄県公文書館所蔵資料」の写真が公開されています。終戦直後の沖縄が見えます。覗いて見てはいかがでしょうか、懐かしい風景や見た事がない各地の空中写真がいっぱいあります。
寒水グスク付近の空中写真
1947年1月29日に撮影された寒水グスク付近の拡大写真です。
案内地図
南城市立知念小学校の側、玉城向けに向かう国道331号線が大きく左カーブしています。そのカーブを曲がり終えたすぐ先に、カナイ橋(県道86号線)の入口があり
、その入口より知念向けに約290m程進むと、左側にそれと分かるこんもりと茂ったグスクと呼称される小さな丘陵(岩山の森)があります。
グスクへ
南城市立知念小学校側、国道331号線の左カーブを曲がり終えた先に交差点があり、ニライ橋(県道86号線)への入口(矢印)になっています。交差点を知念向けに直進します。
直進して約290m程進んだ先の左側に、グスクの丘陵(岩山の森)が見え国道側に入口が開いています。
国道の入口から撮影したグスクの丘陵。※撮影2014年
グスクの丘陵の手前、フェンス囲いの鉄塔の施設があります。
施設の左側の状況です。ハジマカー木(ハゼノキ)があり、ここからは近づけません。
裏側から見たグスクの丘陵。
鬱蒼とした木々で中に入る事が出来ません、中をのぞいて見ましたがそれらしい遺構は見えません。
施設の側からは、入れる所はない状態です。
グスクから見えるニライ橋・カナイ橋(県道86号線)の眺望。
吉富集落から見えるグスクの遠景。
グスクの遠景を拡大したもの。
ソーズ川を辿って見ました。
国道沿いにソーズ川の源流へ続く道があります。※川が国道を横断して流れている場所を探したらここしかありませんので、ここだと思います。
国道沿いの集落側への流れを覗いて見ました。排水構が吉富農村公園方面に続いています。
染物屋さんの看板がある入口から奥に向かってボックスカルバート(排水溝)が続いており、中を覗くと勢いよく水が流れているのが分かります。
この小道を進んだ先の左側に、染物屋さんの建物が側にあり、更に奥の行き止まりの所は墓地になっています。ソーズ川の源流へは排水溝(矢印)を辿れば行けると思いますが、草に覆われており諦めました。「南城市のグスク」著書へ
ウフグスク 安座真グスク 寒水(ソージ)グスク 古間(カンチャ)グスク 志喜屋グスク 知念グスク
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