グスクへの道標
沖縄本島のグスク案内サイト
沖縄の各地に残るグスクには、魅力的なグスクがたくさんあります。晴れた日には友達誘ってグスク探訪に
出掛けてみませんか。
撮影:武富グスクの「火ノ神」
武富グスク
(タケトミグスク、ダキドウンヌトウン)
所在地:糸満市字武富小字仲間田原・後原
★グスクの概要
史跡指定:ナシ
・築城者:?
・築城形式:?
・標高:約85m
・面積:?
●グスクは、武富集落の北側標高約85mの石灰岩丘陵に位置します。地形は北東部は崖状をなし、
北西部は岩の割れ目で断ち切られ、南側はなだらかな斜面で集落に続いています。周囲を探して見ました
が、城塞的な遺構は見当たらず、地元では「武富ヌ殿」と呼ばれています。
案内地図
集落外れのゲートボール場の道向かいにあり、手入れが行き届き大事にされています。グスク入口の階段を上ると広場になっており小道が「火ノ神」と頂上部に続いています。
グスクの概略図
頂上部の広場には、殿(ドウン)と大殿(ウフドウン)の拝所があり、丘陵下には「火ノ神」があります。周囲に石積み遺構はありませんでした。
武富集落東側の外れにゲートボール場があり、その道向かいにグスク入口の階段があります。
入口の階段を上ると大きな広場になっており、奥に火ノ神の拝所が見えます。
拝所「火ノ神」です。
入口の階段から続く小道が火ノ神前に続き、その脇から大殿への道が丘陵上に続いています。
火ノ神の脇の大殿への道の状況です。下草もなく手入れが行き届いています。
大殿の拝所入口です。
大殿の入口から、振り返って撮った写真です。
殿の広場です。コンクリートの平坦面が広がっています。
殿の広場の右奥に大殿の拝所があります。
大殿の拝所で香炉が4つ置かれています。
大殿の入口左側に拝所らしき所があります。丘陵上は一旦ここで断ち切れています。
殿広場の北側から見た豊見城団地。