グスクへの道標
沖縄本島のグスク案内サイト
沖縄の各地に残るグスクには、魅力的なグスクがたくさんあります。晴れた日には友達誘ってグスク探訪に
出掛けてみませんか。
撮影:崖沿いに見える束辺名グスクの石積み
束辺名グスク
(ツカヘナグスク、ミーガーグスク)
所在地:糸満市字束辺名
★グスクの概要
・史跡指定:ナシ
・築城者:伝承では、束辺名按司
・築城形式:?
・標高:約68mm
・面積:?
●糸満市字束里の束辺名公民館の南側に位置し、直線距離で約240m、標高約68mの
石灰岩丘陵に築かれたグスクです。砕石で大部分が失われたために丘陵の崖沿いに野面積み
の城壁が僅かに残るだけとなっています。別称:ミーガーグスクとも呼ばれており、伝承では、
束辺名按司の居城と伝わっています。現在、グスクへの道は雑草や雑木で覆われ入る事は
難しい状況です。
束辺名グスク一帯の空中写真
「沖縄県公文書館所蔵資料」の中の1945年12月10日に撮影された、束辺名グスク一帯の空中写真です。現在、「沖縄県公文書館所蔵資料」の写真が公開されています。終戦直後の沖縄が見えます。覗いて見てはいかがでしょうか、懐かしい風景や見た事がない各地の空中写真がいっぱいあります。
束辺名グスクの空中写真
1945年12月10日に撮影された束辺名グスクの拡大写真です。グスク一帯の丘陵の形状が分かる写真です。
束辺名グスクの拡大写真
戦後の採石で大部分が失われたといわれる束辺名グスク、この写真でグスクの城壁遺構らしきものが写っています。又、現在通行不可能な古道「メーガー道」もハッキリと写っています。
案内地図
グスクへは、束里集落側の「メーガー道」と呼ばれる古道からと、上里集落から當間グスクへ抜ける道路側からがありますが、どちらも深い雑草と雑木で覆われ入る事は困難な状況です。
上里集落からの道です。道路の先を左折して當間グスクへ抜ける道を進むと、右側に採石場入口があり、入って真っ直ぐに進めばグスクに続く古道に出ますが、途中から入れない状態です。
上里集落から當間グスクへ抜ける道を進むと、右側に旧採石場入口があり、入って真っ直ぐに進みます。
採石場入口から進んだ所で、ここまでは車で入れます。
この先約30m余で右側にグスクがあるはずですが、進めず残念な思いです。
束里集落から上里集落に抜ける農道から見た丘陵です。崖沿いに石積みが見えます。