グスクへの道標
沖縄本島のグスク案内サイト
沖縄の各地に残るグスクには、魅力的なグスクがたくさんあります。晴れた日には友達誘ってグスク探訪に
出掛けてみませんか。
撮影:屋比久児童公園前の道路から撮影。
屋比久グスク
(ヤビクグスク)
所在地:南城市佐敷字屋比久原
★グスクの概要
・史跡指定:ナシ
・築城者: ?
・築城形式:?
・標高: ?
・面積: ?
●屋比久集落の東側丘陵一帯(通称:上ヌ毛)が屋比久グスクと呼ばれているそうです。その丘陵の先には「土帝君」
が祀られており、その背後に今帰仁グスクのウトーシ拝所と屋比久嶽(コンクリートの土間)があります。一見西側の屋比久
児童公園がグスク跡と勘違いしそうです。そこには屋比久殿やウトウーシの嶽等があります。
屋比久グスク一帯の空中写真(1947年)
「沖縄県公文書館所蔵資料」の中の1947年1月29日に撮影された、屋比久グスク一帯の空中写真です。
屋比久グスク一帯の空中写真(1962年)
同じく1962年10月25日に撮影された屋比久グスクの拡大写真です。
屋比久グスクの空中写真(1947)
同じく屋比久グスクの拡大写真です。まだ道路が整備されてない頃で、屋比久公園や公民館も見当たりません。
屋比久グスクの空中写真(1962)
1962年10月25日に撮影された屋比久グスクの拡大写真です。
案内地図
児童公園側の屋比久公民館背後に道路があり、東側へ進んで突辺りが「土帝君」のある屋比久グスクと呼ばれる丘陵一帯です。
屋比久児童公園
集落内の道路の突き当りに屋比久児童公園があります。手前左側の入口階段から公園に入りました。
階段を登った公園内は150m以上はあるかと思われる細長い形をした形状になっています。
公園内から見た東側の風景、奥の丘陵に「土帝君」が見えています。
拡大して撮影した、丘陵奥の「土帝君」。
同じ位置から北側の風景、手前の吊り下げられた「酸素ボンベ」が懐かしい風景です。戦後は各集落にあり、良くこの鐘の音(緊急時や行事等を行う時、公民館に集合の合図)を聞いた覚えがあります。
公園内に戻ります。芝生の広場の奥にバスケットのリング、慰霊塔、拝所が見えます。
芝生広場の西側に集落への階段が取り付けられています。
公園奥の拝所、左側のセメント瓦屋根の建物が「渡嘉敷殿」?、中央が「屋比久殿」で右側が「ウトウーシの嶽」。
「屋比久殿」と右側が「ウトウーシの嶽」。
拝所の敷地内から、振り返って撮った公園の写真。
上ヌ毛と屋比久の「土帝君」へ
屋比久集落の東側外れにある「土帝君」への入口。
同じく、正面から見た「土帝君」入口。
丘陵の先端部に建てられた「土帝君」です。
入り口階段と「土帝君」。
「土帝君」入り口階段の側にもう一つの階段があり、「土帝君」背後にある「屋比久嶽」と「今帰仁のウトウーシ」の拝所へと続いています。※2022年現在、この階段から上の部分が芝生の斜面になっています。
児童公園内より拡大して見た「土帝君」。
児童公園内より拡大して見た「土帝君」の丘陵。
「土帝君」の背後、通称:上ヌ毛と呼ばれる広場で奥に「屋比久嶽」と「今帰仁のウトウーシ」の拝所が見えます。
「屋比久嶽」と「今帰仁のウトウーシ拝所」。
背後からの撮影。
「土帝君」脇の道路から、赤い屋根の公民館と児童公園方向を撮影したものです。
近くの拝所
「土帝君」入口の道路脇にある「下の殿」の拝所。
児童公園の「屋比久殿」背後にある「マチ井」、集落外れの道路脇にあります。
屋比久児童公園の入り口道路を東側に進み、集落の外れから撮影した「土帝君」のある丘陵です。手前、右側の道路側にある石(シーサー?)・・・
この屋比久集落の遺跡地図、何から転写したのか思い出せませんが、グスクを訪れた時の参考にして下さい。最後までお疲れ様でした。