上グスクへの経路図
上グスクへの経路として、今まで北東側の仲座揚水機場からが唯一の進入ロと思われましたが、今回南西側の土地改良区側からの進入路を紹介します。この土地改良区側の擁壁沿いの方が容易に入れるルートだと思いますので、今まで上グスクに行った事の無い方今がチャンスです。
仲座揚水機側の入口
仲座揚水機場のある道路の向かい側に標柱と標識があり、その背後の畑の奥にグスクへの入口があります。
道路側に建てられた標識です。
背後の畑のあぜ道を奥に進みます。
畑のあぜ道の奥、左側にグスクへの道が開いています。
この入口から約20m程が草地になっており、時と場合により雑草が生い茂り3度程入れず引き返したものです。
入口を入り草地を進んで行きます。
少し進むと木々が見えて来ます。
草地を抜けると山道になり歩き易くなります。畑からの草地の道に邪魔され2005年から今回の2014年迄ずーと入れませんでした。
同じ感じの山道が続きます。
この右側の大岩を過ぎた右側に、上グスクの二の郭城門跡があります。
二の郭の城門跡です。ドキドキ・ワクワクします・・・・
城門跡から、来た道を振り返って撮影したものです。
大岩を過ぎた辺りで右側にカーブしているのが分かります。
土地改良区側の入口
仲座揚水機場を過ぎて、ゴルフ場のフエンス沿いを少し進むと真っ直ぐな道路にでます。右側に土地改良区が見えて来ますので、2番目の道路を右折(前方の青?の車の所)して進みます。
土地改良区の2番目の道路入口です。~拡大します。
右折して約70m程で、右側に右折します。道路の正面の矢印が擁壁側の入口となっています。車は右側の空地へ、L型側溝の縁が低いので入れます。タイヤに衝撃を与えないようにゆっくりと入ってください。
擁壁沿いの風景です。グスク入口まで擁壁沿いにコンクリートの通路が続いています。
擁壁側の入口です。こんな歩き易い通路があるとは思いも及びませんでした。
直線的な擁壁沿いに延びるコンクリートの通路です。これからは誰でも余程ススキが茂ってない限りグスクへ入れそうです。
擁壁の突き当りに開いている上グスクへの入口です。
少し木の枝が伸びていますが、すんなりと入れそうです。ここでススキの茎でも折って蜘蛛の巣を払う準備をして下さい。頭とズボンの足元に蜘蛛の巣が付かないように・・・・
入口から中に入ると先の方に木のトンネルみたいなところがありますが、少しくぐる感じで進めます。又、そこの左側は、城壁が崩れた状態になっており、ここからも二の郭に入れます。
この先はもう二の郭の城門跡で、入口から約20m程の距離です。
城門跡の手前から振り返って撮影したもので、擁壁入口が見え入り易さが分かります。
グスクからの帰りに擁壁沿いの通路を撮影したものです。
過去と現在
実はこの入口は2014年に訪れた時に知っていましたが、目の前の擁壁の上を歩いて入るものだと思い危険で案内出来ませんでした。その時に撮影した写真です。
左記の写真の位置が2021年7月現在、草地とビニールハウスになっています。
2014年の擁壁の写真です。※この写真を撮ったときに、擁壁沿いの進入路がツタとススキに覆われており、まさかコンクリート舗装された進入路とは思いにも及びませんでした。
2014年の頃の擁壁の突き当りの入口風景で、草が少し伸びている程度でした。
中の通路は現在と余り変わらない状態です。
帰りに撮影した写真です。
ビニールハウスとサザンリンクスのゴルフ場が見えます。ちなみに写真の中央のクラブハウス迄、直線距離で約900m程、多々名グスク迄は約1300mチョット程度の距離です。
与座集落方面から撮影した写真です。
R03年7月現在のグスク内
これは二の郭の奥から見た郭の内部です。綺麗に手入れされています。
遥拝所の前の方から1の郭への石段方向を見たものです。
上記の写真と同じ方向から近づいて撮影です。
二の郭の内部から見た城門跡です。<
一の郭の内部から見た城門跡です。
一の郭の城門跡から見た二の郭の内部です。残念ながら一の郭の内部は手入れされていません。
世持井(ユムチガー)
かって上グスクの用水井だった世持井(通称:アハガー)は、与座と仲座のムラガーでもあったという。村内随一の湧水を誇ると言われ、現在でも清水が湧き出て小川となり流れ出ています。
与座集落センターを過ぎて上グスクへ向かう途中の左側に入口があります。
世持井の入口から見た全景で、右側に説明板が建てられています。
世持井の説明板です。
世持井の説明板を拡大したものです。
現在でも湧き水を湛える世持井(ユムチガー)です。飲みたくなるほど水が冷たそうできれいな事・・・。