んじゃ井の道・ハナンダー・玻名城之殿を見る

所在地:八重瀬町字具志頭

多々名グスクは過去に調査が入りその縄張り図もありますが、現在、足を踏み入れる事の出来ないグスクになっています。 ここではグスクの用水井と言われた「んじゃ井」と自然橋「ハナンダーと世名城之殿」を紹介します。


多々名グスクの周辺図

多々名グスクの周辺図

多々名グスクの周辺地図です。👆~拡大します。

-んじゃ井-

んじゃ井の全景

多々名グスクの用水井と言われたんじゃ井、このんじゃ井について文献に「南に連らなる丘陵に向かって坂道をを登り、 字玻名城の城間門中の門中墓の前を登り、丘陵の崖に掛かる・・・・・多々名グスクの城門に通じる山道がある。」この 山道を「んな道」と称する。この文章を見て、もしかしたら道が通れるようなら多々名グスクの城門前に出てグスク内に 入れるかもしれないと思い、んじゃ井からの道を辿って見ましたがダメでした。(´;ω;`)👆~拡大します。

標識脇から

.

標識の脇に道が開いており辿って見ます。

道の途中

.

右側にカーブしています。

道の途中から

.

道の途中から振り返って撮影したものです。

門中墓

.

道を曲がった先に、城間門中の門中墓が見えます。この辺りから左側に丘陵に向かう 道が開いてないか注意しながら進みます。

門中墓の前

.

少々の藪くらいなら何とか進もうと覚悟して来ましたが、残念ながら丘陵への道が見当たりません。 この多々名グスクの用水井への道、調査でも入らない限り人目に触れる事はないだろうと思われます。

んじゃ井への道は

んじゃ井への道は何処に

この丘陵の崖沿いの何処かに「んじゃ井」への道が取り付いています。👆~拡大します。

んじゃ井

.

このんじゃ井は良質な水が湧き出ていたそうですが、現在、廃井になっています。これは井戸の修繕に 失敗したためだと言われているそうです。落城伝説等を秘めて「んじゃ井」は今も静かに佇んでいます。

ページの先頭へ戻る

-ハナンダー(自然橋)-

ハナンダー(自然橋)

景勝地として誰でも1度や2度耳にしたことのあるハナンダー(自然橋)です。👆~拡大します。

ハナンダー(自然橋)へ

.

国道331号線の具志頭交差点から、具志頭社会体育館向けに入り白水川に掛かる橋の左側に見えます。

橋上から

.

橋上から撮影した白水川とハナンダー(自然橋)です。

向かう途中から

.

ハナンダー(自然橋)に向かう途中からの撮影です。

ーハナンダー(自然橋)

ハナンダー(自然橋)

名勝 ハナンダー(自然橋)、どういう過程を得てこんな形ができるのか?不思議でならない・・・。👆~拡大します。

標識

.

ハナンダー(自然橋)の標識です。

橋上

.

古くから交通の要所でもあり、地域住民の生活道路でもあった道路です。

ページの先頭へ戻る

橋上から

.

橋上から見た白水川の流れです。側の道路は仲間集落の仲間橋から続く道路で、屋冨祖井の側を通りここまで 約450m程の距離です。

-玻名城之殿-

玻名城之殿

ハナンダー(自然橋)の道路向かいに広場があり、そこから具志頭社会体育館に続く通路の左側に 玻名城之殿があります。👆~拡大します。

玻名城之殿入口と通路

.

通路の階段脇にある玻名城之殿入口と具志頭社会体育館に続く通路です。

玻名城之殿入口

.

玻名城之殿の入口です。

標識

.

玻名城之殿入口の標識です。

ページの先頭へ戻る

入口から

.

入口から見た玻名城之殿です。

玻名城之殿

.

標識に、かつて多々名グスクの中にあったと云われる玻名城部落が、この地に移動した時に建立されたと 記載されています。

玻名城之殿

.

殿の内部が整然としており、行事が行われている事が伺われます。※一言・・グスク巡りは、新城グスク→ミドリグスク→ 具志頭グスク→多々名グスク→上グスク。湧き水巡りは、屋冨祖井→んじゃ井→世持井、その間に南風原按司守忠の御墓と ハナンダー、玻名城之殿があります。効率良く組み合わせて訪れる事をお勧めします。

ページの先頭へ戻る  元へ戻る   グスク一覧  写真集一覧

inserted by FC2 system