グスクへの道標
沖縄本島のグスク案内サイト
沖縄の各地に残るグスクには、魅力的なグスクがたくさんあります。晴れた日には友達誘ってグスク探訪に
出掛けてみませんか。
撮影:照屋グスクの丘陵(2006年1月撮影)
照屋グスク
(テルヤグスク、ウチバルグスク、ティラグスク)
所在地:糸満市字照屋小字(内原・御嶽原)
★グスクの概要
・史跡指定:ナシ
・築城者:?
・築城形式:?
・標高:約59m
・面積:?
●グスクは、照屋集落の北側石灰岩丘陵に位置します。グスクの北側崖下には、報得川が流れ
その河川内に唐船小堀(トーシングムイ)と称する所があることから、南山の貿易倉庫だったと
推測されています。現在、糸満市の照屋配水池の敷地内となっており、その工事のために城壁
の大部分が破壊を受け、残存部は少ないと言われます。立入禁止でグスク内に入る事が出来ない
状況です。※ここでは、照屋配水池の敷地内に入れないので、照屋御嶽を案内します。
・照屋御嶽
照屋グスクの位置する丘陵の東側に、照屋集落の聖域である照屋御嶽があります。これは大正
から昭和の初めごろに集落内にあった拝所や按司墓を移した所と言われ、照屋集落の各種行事が
行われる大事な場所とされています。
案内地図
照屋(東)交差点を糸満ロータリー向けに進むと新しいバイパス道路を結ぶ交差点に出ます。右折して道なりに進むと照屋グスクのある照屋配水池に突き当ります。
照屋配水池
県道77号線の交差点から約110m余で道が二股に分かれます、右側がグスクのある照屋配水池へ、左側が照屋御嶽への道です。右側に進んで突き当りの照屋配水池の入口です。
照屋御嶽への集落内道路です。真っ直ぐ登ると御嶽入口です。※2006年8月撮影
当初、この立派な石積みの階段を見てここが照屋グスクと思いこんでいました。
入口もさることながら、側の石積みもグスクと勘違いするほど城壁らしい雰囲気です。
照屋御嶽の内部です。広々としています。
市立糸満小学校側の道路より撮影した照屋グスクの丘陵。丘陵上の配水池のタンクと工事中の報得川が見えます。※2020年1月撮影
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